脳は言語の何を理解するのか?

人間の性格形成に起因する姓名の言語は脳にどのような信号を送っているのでしょうか?

そしてどの様に認識しているのでしょうか?

 

姓名の言語は確かに何らかの物質的エネルギー要素に置き換わり脳はそれに反応していることは間違いありません。

 

その根拠は…単に言語を数値に置き換えただけで性格が具わる訳ではなく、脳が言語そのものを認識している訳ではないと考えます。

 

結果をもたらす数値には意味があります。

言語は何らかの物質的エネルギーを保有しているに違いないという非科学的現象の結果から判断できます。

 

人間科学の中に言語に意味を持たせるエネルギー的作用に共感する記述があります。

人間科学より(著者 養老孟司)

⭐️人間の情報世界は二種類ある。一つは脳とい

    う装置を通じて働く情報。もう一つは細胞を

     通して働く遺伝子である。

⭐️脳はニューロンの集合である。一個のニュー

     ロンの中では単に遺伝子という情報が機能し

     ているが、ニューロンが集団にると単一細胞

     である個々のニューロンとは違って、遺伝子

     とは別種の情報を処理する事が可能になる。

⭐️脳においてすべての情報はニューロンの興

     奮、すなわちインパルスに関連した「何か」

     に翻訳されるとしか考えられない。

⭐️インパルスそのものが脳で情報が記号化する

     時の基本単位であるとすれば、脳におけるす

     べての情報は極めて単純なデジタルに記号化

     されている事になる。

⭐️言葉という単語は、脳の中でどの様な現象に

     交換されているのか。言葉を記号として固定

     すればその言葉を人間は外部に出さずに「頭

     の中に」言葉として表象できる。

⭐️脳内に固定した記号が存在すると考える必要

     はない…という意見もある。

     脳内にないからこそ、脳は言葉を記号として

     外部的に固定するのだ…とあります。

 

人間科学の言葉と脳とニューロンの関係性は、非科学的現象の言語の意味する数値の一定の規則的な因子の数が集合体を成し、何らかの物質的エネルギー要素がニューロンに反応して何らかのインパルスに翻訳されているのではないかと想像が膨らみます。